脳内新聞(ブログ版)
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『狩野俊介シリーズ(白亜館事件等)』太田忠司(書評)

『狩野俊介シリーズ(白亜館事件等)』太田忠司(書評)

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2007年08月12日 (日) 23:02 | 編集
 なんとなく気が向いたので、久しぶりに押入れの中から太田忠司さんの書き下ろし長編本格推理小説である『狩野俊介シリーズ』を引っ張り出して読んでみました。
 シリーズ最初の『月光亭事件』から最新の『狩野俊介の記念日』まで14冊の本が出ていて、推理小説としても読み応えのあるシリーズですが、注目すべき点は妻と死別した30男である野上英太郎(主人公の保護者)と20代前半の美人ウエイトレス芙蓉明子(アキ)のラブロマンスじゃないかなあと感じています。

 以下、ハイライトシーンのピックアップ

アキは悪戯っぽい眼を私に向けた。

(中略)

「あ、赤くなってる。かわいい!」
「こら、年上の男をからかわないでくれ」(幻竜苑事件p228より)



「その・・・だから・・・(野上さんは)アキさんの気持ち、わかってないんですか」

「正直言って気づいていないこともない」

「私には、妻がいるんだよ。五年前に死んでしまったがね。しかし今でも私たちは夫婦なんだ」(降魔弓事件p71より)



「あら、あたしだって恐竜は好きよ」

「じゃあ、君もまだ子供だってことだな」
車はちょうどアキの家の前に停まった。

「さあ、お嬢さんのご帰還だ。
今日は本当に世話になったね。ありが―――」

「あたし、子供じゃないわ」
アキの声が、私のすぐ耳元で聞こえた。

ふりかえろうとする間際、私の頬に柔らかいものが触れた。
ほんの一瞬の間、私は硬直してしまったらしい。気づいたときにはアキはもう車を降りていた。(白亜館事件p41より)



 作中はこんな感じで、『ハヤテのごとく! 』的にいうと、スーパーの売場主任(独身42歳)とか、電柱にとまったハト(土鳩3歳)とか、桂家の観葉植物(ソテツ12歳)などが、突っ込みまくりそうなシーンが満載しています。

 もちろん主人公である狩野俊介は中学生ですので、中学生達の恋話みたいなものも描写はありますけど、一番目を引くのは、こっちかなと思います。(あ、天霧家事件p15の中学生ボディコンみたいなイラストもインパクトあったわ)

 推理小説にしては文章は平易で読みやすいので、わりかしお勧めのシリーズです。


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